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2019.07.04 住まいのノウハウ

【はじめての家づくり 基礎知識】 ⑮上棟から中間検査までの工事|奈良・法隆寺の新築・リフォーム パーシモンホーム 日都建設

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。
「はじめての家づくりの基礎知識」では、前回「地鎮祭と上棟式」について紹介いたしました。今日は、その後の工事から中間検査までの進行についてお伝えしたいと思います。

上棟日には、棟梁を中心に多くの大工さんが集まり、柱から梁、小屋、屋根と一気に棟をあげます。Persimmon Homeでは、この日のうちに屋根の下地となる野地板を貼り、雨が浸入しないようにルーフィング(防水シート)を貼るところまで仕上げて完了します。

無事に上棟を終えると、ここからは中間検査に向けて、構造の上で重要な工事を棟梁がこつこつと熟練の技術で仕上げていきます。
まずは筋交いです。上棟の際に入れた仮筋交いを外していきながら、一面一面の壁に筋交いをつけ、足元と上部に筋交い金物というプレートをつけて補強していきます。さらに、ホールダウンアンカーボルトで基礎から土台と柱を緊結します。

筋交いと筋交い金物、ホールダウンアンカーボルトによる補強は、地震などで建物に横から力が加わった時の耐震性を維持するために欠かせないものです。筋交いは横から引っ張られる力に強く、ホールダウンアンカーボルトは柱が土台や梁から抜けようとする力に抵抗します。
阪神・淡路大震災では、各接合部の緊結が十分でないため土台から柱が抜ける被害が多く見られましたが、これらの耐震補強がしっかりと施工されることで、耐震等級3という地震に強く安全性の高い建物になります。

このあと、外壁下地の施工やシロアリ工事を経て、家の構造体の検査にあたる中間検査となります。
Persimmon Homeは、耐震等級3という最高等級が標準仕様のため、検査で確認する金具の数量や筋交いの量もとても多くなっています。この構造体検査をクリアすることで安全性も確認され、ようやく壁・床・天井の造作工事へと進んでいくことができます。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。
「Persimmon Home(パーシモンホーム)法隆寺モデルハウス」にてお待ちしております。
お電話にて予約をしていただけると、よりスムーズです。
■オープン時間/午前10時~午後5時(水曜・祝日は休み)
■電話番号/0745-74-3269

日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄