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2021.06.29 住まいのノウハウ

昨今の「ウッドショック」と呼ばれる状況について

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。
新聞などの報道ですでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、現在、日本の住宅業界では、「ウッドショック」と呼ばれる状況が起こっています。

ウッドショックとは、世界的に木材の品不足が起こり、日本向けの木材価格が高騰して、混乱が生じている状況のことです。もともと日本の木材自給率は37.8%と、6割以上の木材を輸入に頼ってきました。そこへコロナ禍でのテレワークの拡大で、アメリカでは郊外での住宅需要が増加。アメリカ市場の木材価格が約5倍にも上昇したことから、諸外国の木材輸出がアメリカに集まり、日本が買い負けてしまう状況となりました。

その上、コロナ禍でネット通販が活発になったことで世界的に物流量が増えているにもかかわらず人手不足であること、中国で生産されるコンテナが不足していることからも木材の輸入が困難になっています。

このような状況から、国内では北米や欧州産の木材が品薄になり、輸入材だけでなく国産材の価格も上昇しています。また今後は、予定通りに木材を確保することが難しくなることも予想されます。

以上のように、工務店にとって予断を許さない状況が続いていますが、弊社では今後も正確な情報収集を行い、お客様に状況を正しくお伝えしながら家づくりに取り組んでまいりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

※弊社モデルハウスは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間は「完全予約制」とさせていただきます。
来店の際は前日までに下記宛てにご連絡いただきますようよろしくお願い申し上げます。
■お問い合わせ先/0745-74-3269(開店時間/10:00~17:00、水曜・祝日は休み)
※日曜日は、事前にご予約いただいた場合のみ開店しておりますので、事前予約をお願いいたします。

日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄