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2021.11.09 住まいのノウハウ

【住まいのノウハウ】和室の収納をどう考える?

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。

仏間・客間として使う本格的なものから、気軽にごろ寝できる憩いの場まで。
和室は、家族のライフスタイルに応じて幅広い用途で使えるところが魅力です。
収納面では、昔は押し入れを造ることが一般的でしたが、最近ではサイズもデザインももっと自由に考えることが可能です。
今日は、和室の収納について考えたいと思います。

和室の収納をプランするときにお客様に伺うのは、「その和室は寝る部屋ですか?」ということです。
ご家族が寝る、あるいは来客が泊まるために使う和室であれば、お布団を入れられる奥行の収納が必要です。逆に、「そこでは寝ません。LDKの続きに畳の部屋がほしいだけ」ということであれば、収納もそこまでの深さはいらなくなります。
間取りにもよりますが、「和室で寝るので、そこにウォークインクローゼットがほしい」というご要望であればそのようにプランします。
「どんな用途でその和室を使うのか」は、収納を計画する上で大切なポイントです。

また、デザイン面では、和室収納の扉はふすまでなくクローゼット扉を選ばれる方が今は断然多くなっています。

その理由は、広く開くクローゼット扉の使いやすさにあります。
引き違いのふすまの場合は間口が狭く、お布団をしまうときにやや折り曲げて入れなければなりません。さらに押し入れの場合は、収納の高さも天井までひと続きでなく、天袋+枕棚・中段といった構造になり、使いにくいという人も。コスト的にも、天袋を含めて4枚のふすま、和室の造作にかかる費用に比べるとクローゼット扉の方がお得です。

衣類など普段使いの収納を考えるならクローゼット扉、伝統的な和室のスタイルを大切にされるならふすまと、選択は分かれるでしょう。

和室の配置や用途、スタイルによって自由度高く計画できる収納。
「その部屋でどんな風に過ごしたいか」を思い描きながら、収納もプランできればと思います。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

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日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄