スタッフブログ

STAFF BLOG

2021.11.11 住まいのノウハウ

【住まいのノウハウ】パーシモンホームが採用する「木造軸組工法」とは

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。

住宅の工法(建て方・構造躯体)には、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造があり、住宅会社によって採用している工法は異なります。建てたい家を実現するためにも、建築を依頼する住宅会社を選ぶときにはその会社が採用している工法の特徴を知っておくことが大切です。
ここでは日本で広く普及し、パーシモンホームも採用している「木造軸組工法」について、その特徴をお伝えしたいと思います。

木造軸組工法(在来工法)とは、鉄筋コンクリートの基礎に木材の土台・柱・梁で骨組みを造り、斜め材の筋交いで補強するという工法です。
柱と梁で構成することから「軸組み」と呼ばれ、同じ木造でも、床・天井・壁の面で支える2×4(ツーバイフォー)工法(木造枠組壁工法)とは区別されます。

木造軸組工法のメリットとして挙げられるのは、第一に「間取りの自由度」です。
決まったところにある柱に合わせて壁を造る鉄骨造や、部材が規格化されている2×4工法に比べると、壁を好きな位置に持ってくることができたり、ほしい場所に収納スペースを造ったりするなど、土地の形に合わせて柔軟に設計することができます。大きな窓を設置するなど、開口部の位置や大きさも比較的自由です。

これに加えて大きなメリットは、「建築費用が安い」ことです。
鉄・コンクリートに比べると木材は低コストである上、工期も短く、解体費や地盤改良の費用も抑えることができます。
また、木造であれば構造計算をする前の見積もりが可能ですが、鉄骨造では構造計算をして図面が完成しないと正確な見積もりができないので、検討中の段階で設計料がかかることも。
予算の面では木造がおすすめです。

さらなるメリットは、「リフォームのしやすさ」です。
間取りの自由度が高いため増改築がしやすく、「ここの壁をつぶして一つの部屋にしたい」というようなご要望も、耐力壁でなければ対応できます。
パーシモンホームでは、リフォームをする前に大工さんに天井裏にもぐってもらって実際の梁の状況などを見てもらい、壁をつぶせるかどうかなどを判断した上でリフォーム計画を立案します。

以上のように、採用する工法によっても設計やコストは変わってきます。
住宅会社を決める時には、家づくりの工法についても確認してみてください。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

※弊社モデルハウスは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間は「完全予約制」とさせていただきます。
来店の際は前日までに下記宛てにご連絡いただきますようよろしくお願い申し上げます。
■お問い合わせ先/0745-74-3269(開店時間/10:00~17:00、水曜・祝日は休み)
※日曜日は事前にご予約いただいた場合のみ開店いたします。

日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄