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2022.09.06 住まいのノウハウ

【土地探しから始める家づくり】④ 土地選びで知っておきたい「道路」のこと

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。

「これから土地を購入して、注文住宅を建てたい!」という方へ、パーシモンホームの設計士・北野が家づくりの流れやポイントをお伝えする連載の第4回。
今日は、土地選びで一番大事な「道路」についてお伝えします。

土地を選ぶときは、買い手にとって「建てたい家がちゃんと建てられる土地であるかどうか」が最も重要ですが、それは「道路」によって決まると言っても過言ではありません
道路というのは結構複雑で、一見道路であっても、みんなが道路として使っていても、「道路」ではないものもあるのです。建物を建てるときには、敷地に接している道路が「建築基準法上の道路」だときちんと設定されているかどうかが大事になります。

「建築基準法上の道路」とは、原則として公道などの幅員4m以上のもの、また幅員4m未満でも特定行政庁の指定したもの(建築基準法第42条第2項の道路判定が取れているもの)を指します。
建物を建てるためには、火災が起きたときの避難路や生活環境を維持するためにも、こうした建築基準法上の道路に敷地が2m以上接していなければなりません。これを「接道義務」といいます。

また、建築基準法上の道路であっても、その道路が私道の場合もあります
例えば大きな土地を複数の宅地に分譲する場合、上記の接道義務から道路を新しく作って特定行政庁の指定を受けた「位置指定道路」とすることが多くあります。この道路は私道で、所有者は接する敷地の持ち主の共同名義であったり、地主や業者であったりするため、その状況を事前に調べておくことが非常に大事です。場合によっては掘削工事の同意などが得にくいなどトラブルのリスクもあります。

工務店では、設計・施工に入る前に役所での確認や法務局での地番の照会などの敷地調査を普段から行っているため、土地の購入についても客観的にアドバイスすることが可能です。
後悔しない土地選びのために、土地はぜひ購入前の段階で工務店にご相談ください。

【土地探しから始める家づくり】バックナンバーはこちら
①「資金計画」は家づくりの第一歩(https://nitto-con.co.jp/blog/7163
②「土地」と「建物」、予算はどう分ける?(https://nitto-con.co.jp/blog/7273
③自分にとっての「よい土地」を探すために(https://nitto-con.co.jp/blog/7278

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

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