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2022.09.09 家づくりのこだわり

【土地探しから始める家づくり】⑤ 土地を購入する前に、確認しておくべきポイントは?

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。

「これから土地を購入して、注文住宅を建てたい!」という方へ、パーシモンホームの設計士・北野が家づくりの流れやポイントをお伝えします。
前回の記事( https://nitto-con.co.jp/blog/7344 )では、土地を購入する際の敷地に接する「道」の重要性についてお伝えしました。
今日は、前回の内容に引き続き、その土地を買うかどうかを判断するときに確認しておきたい大切なポイントをお伝えします。

その地域に建築できる建物の種類や用途を定めた「用途地域」
都市計画では、都市を住宅地・商業地・工業地などいくつかの種類に区分し、これを「用途地域」として定めています。この分類によって建てられる建物の高さや規模、用途が決まっており、建ぺい率・容積率も異なっています。
用途地域が違えば、同じ広さの土地でも建てられる家の広さ(延べ床面積)や高さが違うこともあるため、自分の建てたい建物が建つ場所なのかどうかを必ず確認しておきましょう。インターネットで検索すれば、簡単に調べることができます。

「風致地区」に指定された地域は、建て方に規制のあることも
都市の良好な自然を守り、自然と調和の取れた街づくりを重視する「風致地区」では、建築を行う際に通常よりも厳しい制限があります。奈良県でも風致地区に指定された地域は多く、周辺の景観と不調和になるような建築物の色彩・形・デザインが禁じられていたり、木竹の伐採や土石の採取に許可が必要であったりします。
自然豊かで風格や歴史のある地域に住める魅力がある一方で、「“太陽光を載せた片流れの屋根の家”という希望が叶わなかった」、「屋根材は日本瓦葺きを指定されて建築費がアップした」といったケースもあるため、風致地区での土地購入を検討するときは、その地区のルールを必ず確認しておきましょう。

「ハザードマップ」でその地域の災害リスク情報を調べる
各地で想定を上回る自然災害が頻発し、被害も甚大になる昨今。
土地選びの際に、「ハザードマップ」で洪水・土砂災害・高潮・津波などの被災想定区域や避難場所・避難経路を確認しておくことは必須の作業だといえます。
国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」は、各自治体の作成したハザードマップを閲覧できたり、災害種別で調べたりできて便利です。

土地の購入に際しては、「その土地は、建てたい家のプランを実現できる土地なのか」をしっかり見極めることが大切。
契約前に、家を建てようと決めた住宅会社で設計士と相談できれば安心です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

※【土地探しから始める家づくり】バックナンバーはこちら
①「資金計画」は家づくりの第一歩(https://nitto-con.co.jp/blog/7163
②「土地」と「建物」、予算はどう分ける?(https://nitto-con.co.jp/blog/7273
③自分にとっての「よい土地」を探すために(https://nitto-con.co.jp/blog/7278

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

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