こんにちは、Persimmon Home（パーシモンホーム）の日都建設です。

注文住宅の魅力の一つに、床材や壁材を自由に選べるということがあります。
今日は、床材として人気のある｢無垢フローリング材｣について、家づくりで検討される際に知っておきたいことをお伝えします。

無垢フローリング材とは、100％無垢の木材で作られた床材のことで、合板の表面に挽き板やシートを貼り合わせた複合フローリング材とは区別されます。
無垢の床材の魅力は、なんといっても木材そのものの風合いや色味の美しさ、素足で歩いたときの心地よい肌ざわりです。

一方で、傷がつきやすく水や汚れに弱い、時間が経つと収縮や変形を起こしやすいということも。また、木は生きているので湿気を吸ったり吐いたりして調湿しています。乾燥する冬場はフローリングの間にすきまが生じることがあります。
無垢材を選ぶときには、こうした自然素材の特徴、特に経年の変化を味わいとして愛おしむことができるかどうかがポイントと言えます。

検討の際に注意したいのは、お住まいのどこに無垢フローリング材をとりいれるか、ということです。湿気の多い場所に使うと膨張・変形のほか、時間が経つと腐ってしまいます。
また、アレルギーのある方や赤ちゃんのように敏感な肌のご家族がいらっしゃる場合は、樹種を選ぶ際に確認が必要です。

お住まいに無垢フローリング材を採用されるなら、ご家族が集まってふれあう場所や木の質感を楽しみたい場所を厳選し、コストを軽減するために2階や傷つきやすい場所は他の床材にするなど、メリハリをつけることもおすすめしています。
室内の印象を大きく左右する床材選び。
気になることは何でも設計士にご相談ください。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

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