こんにちは、Persimmon Home（パーシモンホーム）の日都建設です。
建築中の安堵町T様邸では、5月下旬に吹き付け断熱施工が完了しました。
今日はその様子をご紹介します。

この写真は、吹き付け断熱施工をする前の屋根の様子です。

写っている段ボールのような板状の部材は｢通気スペーサー｣です。この部材を施工することで、この上から吹きつけ断熱を施工しても、壁の通気層からつながって小屋裏にも通気層が確保されます。
これからの季節は、湿気を多く含んだ外気と涼しい室内の温度差から起こる｢壁体内結露｣が問題になりやすい時期ですが、通気スペーサーによって空気の通り道が作られることで、結露を防ぎ、熱もこもりにくい住まいとなります。

こちらは吹き付け断熱施工が完了したところです。
パーシモンホームが標準採用している｢吹きつけ断熱｣は、現場で天井・壁・床に直接吹き付けて発泡させる方法です。

この断熱材は経年変化が少なく、年月を重ねても断熱性の低下がほとんど起きないという特性があるほか、水を使って発泡させるためフロンガスを一切使用しないこと、シックハウスなどの原因とされる有機物質ホルムアルデヒド、揮発性有機化学物質も発生しないことなど、環境にも体にもやさしい素材です。
また、複雑な構造の住宅でもすきまなく断熱材が行き渡り、高気密・高断熱で快適な住環境が実現します。

T様邸もZEH水準レベルとなる「断熱等性能等級5・一次エネルギー消費量等級6」を実現する厚みで、家のすみずみまでしっかりと断熱施工を行いました。
引き続き、確実・丁寧に家づくりを進めてまいります。
T様、よろしくお願いいたします。

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