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2023.08.17 施工事例

奈良市I様邸 新築工事|結露を防止する「外壁通気工法」で、長持ちする住まいに

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。
只今建築中の奈良市I様邸では、外壁の工事が進んできました。

多くの木造住宅で採用されているサイディング外壁。
単なる一枚の壁に見えますが、外壁材内側と断熱材の間に通気層を設ける「外壁通気工法」によって住まいの耐久性を高める家づくりが標準化されています。

外壁通気工法で重要な役割を果たすのが、「透湿防水シート」です。

高気密・高断熱化した昨今の住宅では、室内で生じた湿気が壁体内にとどまり、結露が発生しやすくなっていました。結露が起こると柱や土台などの構造体が腐ったり、断熱材がぬれて断熱性能が落ちたりする原因になってしまいます。

多孔質の透湿防水シートは、外部から住宅内に雨水が浸入するのを防ぐ防水性と、壁体内に生じた湿気を外部に逃がす透湿性を兼ね備えた優れものです。これをボードの表面に下から上へと貼っていきます。

その上から、外壁の下地材である「通気胴縁(板状の木材)」を取り付けます。
胴縁を施工することで、ボードと外壁仕上げ材の間に空気の通り道が設けられ、壁体内に生じた湿気や外から侵入した雨水を屋外に排出し、結露を防いで壁体内の乾燥を保ちます。
また、通気層があることによる遮熱効果で外気温の影響が低下し、省エネにもなります。

このあと順にサイディングを貼り、その継ぎ目にすきまなくシーリング材を施工すれば、外壁工事は完了です!

また、外壁工事と並行して、家の中では吹き付け断熱施工も実施されました。
ZEH水準レベルである「断熱等性能等級5・一次エネルギー消費量等級6」を実現する厚みで、天井・壁・床にすきまなく断熱材を吹き付けて発泡させます。

健康で快適な住まいを実現する「外壁通気工法」と「吹き付け断熱」。
パーシモンホームでは棟梁を筆頭に、経験を積んだ職人の確実な施工で、優れた断熱・気密性能を実現します。
完成後にはわからない構造部分の施工品質こそ、工務店選びの鍵と言えます。
ぜひお気軽にパーシモンホームへお問い合わせください。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

※パーシモンホーム法隆寺モデルハウスは、随時見学を受け付けております。
「完全予約制」となっておりますので、ご来店の際は事前に下記宛てにご連絡いただきますようよろしくお願い申し上げます。
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パーシモンホーム 日都建設