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2024.04.04 施工事例

【耐震リフォーム施工事例】家屋の外側から設置できるホールダウン金物で、地震に強い住まいに

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。

過去に何度も大きな地震に見舞われている日本では、建物における地震対策は欠かすことのできない大切なものです。
パーシモンホームでは先日、阪神大震災以前竣工の築30年の家に、家屋を地震から守る「耐震金物」の設置工事を行いました。
取り付けたのは、住宅の外側から設置できる「後付けホールダウン金物」です。

「ホールダウン金物」とは、地震による大きな揺れが起こった時、家を支える柱が土台や桁から引き抜けてしまうことを防ぐために柱と基礎を緊結する金物のことです。

今回使用した「後付けホールダウン金物」は、家屋の外側からビスで金物を取り付けて柱と基礎をつなぎ止めるもので、壁を壊すことなく短い工期で施工でき、費用も安い点がメリットです。
その施工の様子をご紹介します!

通し柱があるところの外壁にドリルで穴を開けます。小さな穴なので柱や外壁材への負担も少ないです。

開けた穴の内部に防腐・防蟻剤を注入し、さらにコーキング剤を注入します。

アッパープレートを取り付け、外壁にクラックが入らないよう締める強さに注意しながらビスで留めます。

基礎にも穴を開けてアンカーを設置し、ロアープロテクターを取り付けます。ボルトで上下を連結すれば施工完了です!
今回は家屋の7箇所に金物を設置して、半日間×2日という短時間で工事が完了しました。

基礎と柱をつなぎ止め、柱の足元が基礎から引き抜けることを防ぐホールダウン金物。
2000年6月以降の新耐震基準(2000年基準)で、柱にかかる引き抜け力に応じた耐力のホールダウン金物を取り付けることが義務づけられましたが、それ以前に建てられた住宅では、筋交いはあってもホールダウン金物が使用されていない家は多く、対策が求められています。
短い工期で、壁を壊さずに施工できる「後付けホールダウン金物」は、2000年以前に建ったお住まいの減災対策におすすめです。ぜひお気軽にパーシモンホームへお問い合わせください。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

※パーシモンホーム法隆寺モデルハウスは、随時見学を受け付けております。
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