こんにちは、Persimmon Home（パーシモンホーム）の日都建設です。

お家の壁の素材を決める際に最も多く用いられるのはクロスですが、ナチュラルな質感のある珪藻土などの塗り壁も根強い人気があります。
今日は「塗り壁」について、そのメリットやデメリットをご紹介します。

こちらは今年リノベーションを承った奈良市A様邸のリビング、珪藻土仕上げの壁です。
間接照明によって浮き上がった独特の質感や陰影は、塗り壁だけの味わいといえます。
左官屋さんが壁を塗る日には施主様も立ち合われて、そのコテさばきを見ていただきながら仕上がりの模様を決め、仕上げました。こうした工程も家づくりの醍醐味ですね。

法隆寺モデルハウスの一番広い面も珪藻土塗りです。
こちらは、黒のアイアン手すりが際立つように「模様なしのしっくい風に」とオーダーしているのでフラットな仕上がりに。珪藻土ならではのムラがあり、やさしい風合いです。

珪藻土のメリットは、自然素材であるため人にも環境にもやさしい素材であること。
また、表面に無数の小さい穴があり、湿気を吸収・放出して室内の湿度を快適に保つほか、消臭効果、耐火性にも優れています。

一方、デメリットもあります。
クロスのように水拭きができないため、汚れた手で触ったり、落書きをしたりすると落とすのが難しいです。また、環境による影響を受けて割れたりふくらんだりすることもあります。
塗り壁を検討される際には、その良し悪しについて設計士にご相談いただければと思います。

塗り壁を取り入れる場所は、どこでも構いません。
家の中で、「ここは見せたいな」と思う場所があれば、検討されてみてはいかがでしょうか。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

※パーシモンホーム法隆寺モデルハウスは、随時見学を受け付けております。
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パーシモンホーム 日都建設
二級建築士 北野広治