こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。
今日は、この秋に携わった奈良市内のお宅のリフォームについて紹介します。
こちらのお住まいは、大正時代に建てられて築100年を数える大変歴史のある建物です。
施主様には5年前にも当社で水まわりのリフォームをご用命いただきましたが、今回は、門まわりの壁の修復、1階の広い和室と縁側の改築を承りました。
檜皮葺(ひわだぶき)の屋根にアーチ状の窓、竹の腰壁が風情のあるお玄関。
施主様のお話によると、玄関まわりの壁は大正時代に建てられて以来、一度も修繕をせず大切に使われて、今回が初めてのリフォームだということです。当時しっかりと塗られた壁や天井も、歳月を経て少しずつ剥落していましたが、このたび100年ぶりに、ベテランの左官(1級技能士)の腕で元の姿に戻りました。
施工前
施工中
ご主人の生まれ育ったこの家が大好きだとおっしゃる奥様は、「わたし達の要望は『すべて元通りに』というだけです。
そこを左官屋さんががんばってやってくれはった。大切にしている意匠などはそのまま残して、すごくきれいになりました」と、大変喜んでくださいました。
美しい木組みや柱は大切に残し、左官の丁寧な仕事で100年前のお玄関が当時の姿そのままに生まれ変わりました。
次回の投稿では、和室と縁側のリフォームについてご紹介します。
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