こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。
今日は弊社の家づくりにずっと関わって下さっているクロス職人の雨澤敏男さん、徳子さん夫妻をご紹介します。
ちょうど葛城市のN様邸では、1週間をかけてすべての壁、天井にクロスを貼る作業の真っ最中です。お仕事中のご夫妻にお話をうかがいました。
クロス屋さんが壁紙を貼る前の大切な作業として、パテを塗るという工程があります。
壁紙を貼る下地には、ボードとボードの継ぎ目や大工さんが打った釘・ビスの穴など、ちいさな段差がたくさんあり、これをきれいにならさないと壁紙に段差が浮いてしまったり、壁紙が壁にきれいに吸着しなかったりと仕上がりに大きな影響があります。
段差はパテという粉を溶いて均一になるように埋めていくのですが、雨澤さんはいつもこの作業に長い時間をかけ、丁寧に下地を作っていきます。
「前半の2~3日はパテの作業です。ボードとボードの継ぎ目を地ベラでパテをのばして塗り、それが乾くと少し段があるのでサンダー(やすり)をかけます。次にそれよりも太いヘラで2回目、さらに3回目と山をなだらかにするように重ね塗りを3回ずつやっています」。
この重ね塗りを家全体のボードにしていくとなると、大変な作業です。しかもちょっと見ただけではわからないような段差にも思えますが…
「わたし達には段差がわかります(笑)。貼る前にも、触ってみて段差を感じるところは細かい目のサンダーでやすりをかけて滑らかにしていきます」。
とても手間のかかる仕事ですが、
「地をきれいにする、これがクロス屋の一番の仕事といってもいいぐらいです。日都建設の大工さんは本当に仕上がりがきれいで、ビスが出ていて締め直しをしなくてはならないこともない。ますますきれいに仕上げようという気持ちで仕事に集中しています」
「クロスというのは、家づくりでいうと完成の部分であり、お客さんが一番自分の個性を出して楽しんでいるところです。お客さんの喜びの声が直に聞こえてくる仕事なので、それが喜びです」と話す雨澤さん。
日都建設の家をいつも美しく仕上げていただき、ありがとうございます。
次回の投稿では、クロスを貼る仕事についてお伝えしたいと思います。
ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。
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日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄