こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)日都建設です。

以前、玄関や廊下に手すりを取りつける工事を承ったK様邸で、お風呂を中心としたリフォーム工事をさせていただきましたので、この場でも紹介いたします。

いただいたご依頼は、同居されている高齢の親御さんが使いやすい浴室にしたいというものです。
これまで使われていたお風呂は床や壁をタイルで仕上げた在来工法で浴槽が深く、お年寄りにとっては浴槽をまたいで入り、床よりも低い底にからだを沈めるのは大変でした。

また、これからの季節は浴室が寒いことも気になります。そこで、浴室全体が冷えにくく、浴槽も浅めで入浴しやすいユニットバスに取り替えることになりました。

親御さん、ふたりの娘さんと一緒にショールームに行ってみたところ、普通の深さのお風呂では一度浴槽内で腰を下ろすとご自身で立つことが難しく、娘さんが介助して引き上げなくてはいけないことがわかりました。
そこで、半身浴の腰掛けつきの浴槽を選びました。

リフォーム工事が始まると、頑強なコンクリートブロック造りの解体は予想以上に大変で、途中に計画の変更もありましたが、週のはじめから解体して6日目には入浴できるように工事を進めることができました。

脱衣室にはからだを冷やすことのないようにエアコンを取り付けました。

お年寄りが入浴するときには、服を脱ぎ着したり、濡れている床を歩いたり、イスに座ってからだを洗ったり、浴槽に浸かったりと、安全に対する配慮や介助者が必要な動作がたくさんあります。

できるだけ段差をなくす、転倒しないように手すりをつける、介助する人も一緒に出入りできるスペースを確保する、ヒートショックを防ぐために暖房するなどの対策も必要になってきます。

今回のリフォームを通して、ご家族のどなたも安心して快適に入浴できるお風呂になればと願っています。

施主様には、20年以上前から折々のリフォームを通して長くおつきあいをさせていただいています。
今回も大変お世話になり、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

写真1枚目/リフォーム前の在来工法の浴室
2枚目/施工中。解体工事がとても大変でした
3枚目/リフォーム後。1.25坪というゆとりの広さと、腰をかけられる浅めの浴槽です
4枚目/脱衣室にはエアコンを設置。収納棚も取りつけました

参考:LIXIL安心・快適な住まいのポイント-浴室
https://www.lixil.co.jp/reform/ud/bathroom/

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。
「Persimmon Home(パーシモンホーム)法隆寺モデルハウス」にてお待ちしております。
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日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄