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2019.07.09 住まいのノウハウ

【はじめての家づくり 基礎知識】 ⑯現場でお客様とひとつひとつ確認しながら進める「電気打ち合わせ」|奈良・法隆寺の新築・リフォーム パーシモンホーム 日都建設

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。

前回に引き続き「はじめての家づくりの基礎知識」として、今回は中間検査の後、お客様に現場に来ていただいておこなう「電気打ち合わせ」についてお伝えしたいと思います。

電気打ち合わせとは、お客様と実際に現場の状況を見ながら、コンセント、スイッチ、照明の位置のほか、棚・手すりなどの下地が必要な箇所・位置を一つ一つ確認・決定していく作業です。

昔は図面上でおこなっていましたが、お客様にとってはイメージするだけで決めていくのが難しいこと、また、この後の電気工事や吹き付け断熱の段階に進んでいくと変更が難しいことから、現場でしっかりと確認する機会をもつようになりました。

間取りがほぼ決定する確認申請の頃にあらかじめお客様に図面をお渡しして、弊社の提案だけでなくお客様自身にも、家具の配置や将来の暮らしなどいろいろと想像しながらコンセントや照明の位置を検討していただき、電気打ち合わせの日を迎えます。

現場では、玄関から1箇所ずつ確認していきます。例えば玄関照明の位置も、ドアの中心にするか、それとも玄関の庇の中心にするかと細かくお客様に確認して決めます。

特に天井に埋め込むダウンライトや、固定のペンダントライトは、家の完成後に設置するダイニングテーブルや造り付けのカウンターなど家具の位置も重要になってきます。

 

また、コンセント位置もこの打ち合わせで確定します。

テレビのそばでゲームをする、ベッドまわりで寝るときにスマホの充電をするなど、新居での家族の暮らしを想像していただくことが大切です。
特に子ども部屋などの居室で、ベッドや机といった主要な家具の配置が一つのパターンでなく、何種類も考えられるような部屋は、どの壁にもコンセントをつけておくと困ることがないでしょう。

電気関係と同時に、クローゼットやリビングの収納などの棚板、カウンター、手すりなどを取りつける際の強化のための下地の位置も決めていきます。

クローゼットに何をどのように収納したい、テレビまわりの棚はこの高さにしたい、と具体的なご要望も計画に反映していきます。

新居での家族の暮らしを思い描きながら、実際に形にしていく電気打ち合わせ。

これも、注文住宅を建てる醍醐味のひとつかもしれません。

 

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

「Persimmon Home(パーシモンホーム)法隆寺モデルハウス」にてお待ちしております。

お電話にて予約をしていただけると、よりスムーズです。

■オープン時間/午前10時~午後5時(水曜・祝日は休み)

■電話番号/0745-74-3269

 

日都建設 パーシモンホーム

インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター

大北 澄