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2019.07.16 住まいのノウハウ

【住まいのノウハウ】風通しの良い家をつくるポイント|奈良・法隆寺の新築・リフォーム パーシモンホーム 日都建設

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。

これから夏本番を迎えてエアコンを使う日も増えていきますが、「今日は涼しいな」という日には窓を開け、自然の風を取り入れて心地よく過ごしたいものです。

現在の家は24時間換気システムが整備されているため、積極的に窓を開けることは昔に比べて減りましたが、湿気や匂いがこもったり、夏は留守中に暑い空気がたまったりしたときなどに、窓を開けて外の新鮮な空気を取り込めば快適です。

お客様のお住まいを設計する際、通風の計画は重要なポイントです。いわゆる「風通しの良い家」というのは、どのように作られるのでしょうか。

「風通しの良い家」をつくるためのポイントのひとつ目は、窓の配置です。

風は入り口と出口がないと通らないため、弊社では、部屋の配置上どうしても1箇所しか窓が取れないところを除いて、一部屋に必ず2箇所に窓を設けるようにしています。その際、2つの窓の位置は対角でないといけないのでは、とご指摘をいただくこともあるのですが、窓の形状や位置にもよるので、その都度、状況に応じた提案をさせていただいています。

また、法隆寺は盆地なのでそれほど風向きの影響はありませんが、山や海のそばなど地形によって季節や朝夕の風向きが変化する場合はそれを考慮する必要があるほか、お住まいに近接する建物の配置によっても窓の位置は変わってきます。
現地を十分に下見して、施主様が実際に住まわれたときに通風はもちろん、プライバシーの点でも快適に過ごせる窓の位置でなくてはなりません。

「風通しの良い家」のふたつ目のポイントは、窓の形状です。

最も一般的な窓は2つのガラス窓をスライドさせる「引き違い窓」ですが、周辺の建物の影響で思うように風が通らない場合もあります。そんな場合は、「縦すべり出し窓」がおすすめです。ガラス窓が縦に外にすべり出す形状で、家の脇を通り抜ける風をキャッチできるため、風通しが抜群によくなります。
また、暖かい空気は上昇するという特性を活かして、壁の高い位置に横すべり出し窓を配置するのも通風に効果があります。夏の夜などはこの窓から室内の暖かい空気を逃がすことで、他方の窓から外の涼しい空気を取り込むことができます。

風通しの良い室内環境は、この季節に気になるカビの予防にもなります。
家づくりの際には、ぜひ考えてみていただければと思います。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。
「Persimmon Home(パーシモンホーム)法隆寺モデルハウス」にてお待ちしております。
お電話にて予約をしていただけると、よりスムーズです。

■オープン時間/午前10時~午後5時(水曜・祝日は休み)
■電話番号/0745-74-3269

日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄