こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。
間取り上、有効に使いたいスペースのひとつに「階段下」があります。
今日は、階段下スペースの有効な使い方について、考えてみたいと思います。
直線の階段でも、折り返しやL型に折れる形の階段であっても、間取り上、必ずその下にはスペースが生じます。この階段下の活用法として最も多いのはやはり「収納」です。
法隆寺モデルハウスは直線状のリビング階段ですが、階段下の低い位置を扉付の収納に、高い位置を勝手口(モデルハウスではスタッフ専用の通用口)のホールスペースに活用しています。
こちらは斑鳩町S様邸のシューズクロークです。
階段下スペースを取り入れることでシューズクロークが広くなり、収納量がアップしたので、玄関を広々とした空間にすることができました。
扉でシューズクロークと玄関を仕切ることができるので、扉を閉めればご家族の靴が気になることもありません。
収納以外には、1階のトイレとして階段下を活用することもあります。
階段下のトイレで気をつけたいのは、やはり天井の高さです。便座に腰掛けて使うトイレとはいえ窮屈な印象にならないよう、天井の低い奥側にキャビネットを据え付けるなどの工夫も必要です。実際にお客様にはモデルハウスで階段の高さをご覧いただき、「この辺りに天井が来る」というのを確認していただくこともあります。
さらに、今施工中のお宅では、階段下をペットのわんちゃんの専用スペースとしてプランしています。わたしも犬を飼っていて実感するのですが、犬は大昔に洞穴で生活していたということも関係するのか、階段下のような場所は落ち着いて過ごせるようです。
施主様にも気に入っていただいたこの計画。できあがりが楽しみです。
このほか、階段下を有効に使いたいということであれば、オープン階段にするのも一つの方法です。オープンにすることで階段下も居住空間と一体化します。デスクやPCを置いてミニ書斎として使ったり、ソファを置いたり、観葉植物や家具を置いたりとリビングの一角を印象的な空間として活用することが可能です。
考え方によってさまざまな使い道のある階段下スペース。
ぜひ一緒に有効なプランを検討できれば幸いです。
ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。
※弊社モデルハウスは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間は「完全予約制」とさせていただきます。
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日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄