施主様ご夫妻とお子様、親御さんご家族の三世代が快適に暮らせるようにと設計したO様邸をご紹介します。

三世代、総勢6名という大家族のお住まいをプランする際、熟考したのは収納計画です。

ご家族それぞれのお持ちものの量に見合った収納があるか、使う場所の近くに収納場所があるかを考えて計画的に収納を作ることで、散らかりにくく｢きれいが続く収納上手な家｣が実現します。
ご夫妻には、「引っ越し後に荷物を入れても、まだまだゆとりがありますよ」とうれしい感想をいただき、我々もホッと安心しています。

対面型のキッチンは、壁面にカウンター＆キャビネットを設置。家電から調理器具、食器まですべて収納できます。冷蔵庫を置くスペースの左側には食品ストックをしまえるパントリーを作りました。

床材は、木目がきれいに出ているオークが選ばれました。明るすぎず、濃すぎない床と建具の色がこのお住まい全体に統一感を打ち出しています。

毎日のお食事はLDKで家族揃ってとられるということで、キッチンはLDKにひとつですが、親御さん世帯には、ちょっとお茶を淹れたり軽食を作ったりできるミニキッチンを設置しています。

南に広く面した2階リビングはとても明るく、窓から見える景色には、近隣の大きな公園の緑が広がっています。｢建て替える前の1階リビングに比べると、南向きの2階になってからは本当に明るいです｣とご主人に言っていただきました。

奥様には、「以前の暑くて寒かった家に比べて、本当に快適に過ごしています。夏も涼しく、1階にいる母も過ごしやすかったようです」と、お住まいの気密性・断熱性についてご満足いただけていました。