こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。
今回は、「はじめての家を建てるときに考えておきたいこと」について、久しぶりに書きたいと思います。
「【はじめての家づくり 基礎知識】⑤どんな家が建てたいのかをどう伝える?」
で、設計士との打ち合わせ、プランづくりについて書いていますが、その続きです。
間取りを決めていく際、最初に決めておきたい大きな方向性がふたつあります。
ひとつめは、駐車場と玄関の位置です。
特に敷地が角地の場合は、車をどう入れるか、玄関をどちらの向きにするのかによって家の形や間取りが大きく変わってきます。
このような場合、弊社では最初の段階で考えられる複数のプランを出し、それぞれの考え方を説明するようにしています。すると、施主様に「こちらの考え方がいい」「このように車を出し入れしたい」と選んでいただくことができて、大きな方向性が決まります。
玄関の位置も、鬼門との関係や、隣地との兼ね合い、ゴミの収集場所の位置など、さまざまな観点から必然性の高い位置を施主様と最初に決めます。考えられる選択肢を設計士が提案し、施主様に納得して選んでいただくことが大切だと考えています。
ふたつめは、階段の位置です。
リビング階段(階段がリビング内にあり、2階に行くときは必ずリビングを通る間取り)にしたいのか、廊下からすぐに上階に上がる形にするのかによって、間取りが大きく異なります。
リビング階段は廊下がいらないので面積的に助かります。また、お子さんが小中学生ぐらいまでなら学校から帰ったときもリビングを通ることで親が子どもの様子を把握できるほか、会話も増えると言われています。ただし、子どもが高校生ぐらいになると、友達を連れて来たときなども、リビングを通られるのは煩わしいと思われる方もいるようです。
また暖房効率や料理のにおいの広がりが気になる場合もあり、リビング階段でも扉で閉じられるようにすることもあります。
このふたつの方向性を最初に決めておけば、あとは中身の細かな部分を検討していけば大丈夫です。
Persimmon Homeでは、VRやパース画でイメージを共有できるように努めています。
リビング階段を採用するかどうかでリビングの印象も大きく変わるため、イメージの共有は重要です。施主様の納得感を大切にしながら、家づくりを進めてまいります。
これまでの【はじめての家づくり 基礎知識】内容は以下のリンクからご覧いただけます。
【はじめての家づくり 基礎知識】①土地選びのチェックポイント
【はじめての家づくり 基礎知識】③モデルハウスでは何を見る?
【はじめての家づくり 基礎知識】⑤どんな家が建てたいのかをどう伝える?
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日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄