こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。
前回の投稿に引き続き、クロス職人の雨澤敏男さん、徳子さん夫妻の仕事についてご紹介します。
建築中の葛城市のN様邸でお仕事中のご夫妻にお話をうかがいました。
雨澤さんが仕上げるクロスは、クロスとクロスの境目が目立たず、細かい柄の貼り合わせもとても上手です。
「クロスというのは、大体は有効幅が92cmです。
例えばトイレを貼るときに、端から当たり前に始めて92cmで継いでいく人もいますが、クロスによってはどうしても継ぎ目が目立ってしまうものもあるんです。
そういう時は、お客さんが座った位置から見やすいところを避けて、ちょっと前やちょっと後ろの方で92cmの継ぎ目にします。
1回貼る作業は増えるんですが、お客さんがお手洗いを使う間に何気なく継ぎ目を探してもなかなか見つかりませんよ(笑)」。
そのような気づかいは、水が飛び散りやすい洗面所でも。
「水道まわりに継ぎ目があって水が浸みてしまうと10年もつクロスも5年でめくれてきたりするかもしれません。
そこは継ぎ目を避けるか、どうしても柄の関係で継ぎ目がきてしまう場合は、内側にめくれにくい作業を一工程入れておいて、少しでも長く使ってもらえるようにと意識しています」。
今日仕上がったばかりの2階のトイレを見に行くと、かわいいスヌーピーの柄のクロスがきれいに貼られていました。クロスが貼られると、瞬く間に家らしい空間に変わります。
「この柄は64cmでひとつの柄になるのですが、ニッチの中はそのまま貼るとずれてしまいます。どの四角をもって来てもいいわけではないんですよ」。
確かに、ニッチの中も楽しい柄あわせで仕上げられていました。
「ご自分の選ばれた柄のクロスが部屋に貼られているのを見ると、お客さんはいつも大喜びです。
貼り替えの時も、汚れてしまったクロスが真っ白になって『うわー!新築みたい!』と喜んでいただける。
やりがいがある仕事です。逆に『ここがちょっと…』というところが1箇所でもあるとお客さんは不安になってしまいます。そういうことのないように、家づくりの最終の仕事をさせてもらっているという意識は常に持って仕事をさせていただこうと思っています」。
30年近く日都建設の家を美しいクロスで仕上げて下さっている雨澤さん。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
<スタッフ・職人紹介>第7回「クロス職人 雨澤敏男さん・徳子さん夫妻」①美しい仕上がりは下地づくりで決まる。
https://nitto-con.co.jp/blog/3660/
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日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄