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2020.08.13 住まいのノウハウ

【住まいのノウハウ】大工の施工力が鍵となる無垢フローリング|奈良・大阪の新築・リフォーム パーシモンホーム 日都建設

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。

毎日素足が触れる床材は、内装材でも大きな面積を占める大切な部材。
木質の床材には、大きく分けて合板と無垢があり、合板フローリングにはスライスした木をベニヤ板に貼り付けた「突き板仕上げ」と、さまざまな樹種の色味や質感を印刷技術で再現した「シート仕上げ」があります。一方、無垢フローリングは100%天然の木を床材として加工したものです。

今日は、無垢フローリングの特徴や施工についてご紹介します。

天然の木を加工した無垢フローリングの魅力は、何といっても木そのものの温かみとやわらかな肌ざわり。また、湿気が多いと膨張し、乾燥すると収縮するため、調湿効果があります。さらに時間を重ねた色やツヤを楽しめるのも無垢材ならではです。

これらの魅力はその反面、乾燥した冬は夏と比べて隙間や反りが生じること、やわらかくて傷がつきやすいこと、経年変化が大きいことなどのデメリットにも転じます。これらを全て自然素材ならではの味わいとして楽しんでいただけるなら、工務店としても無垢材をおすすめできます。

また、無垢フローリングはその施工においても合板フローリングに比べて大工の経験や技術を要します

まず無垢材は、合板フローリングと比べて床材一枚一枚のスパンが小さいため継ぎ目も多く、同じ面積を敷きつめるのに4倍もの手間がかかります。また、季節によって伸縮するためカード状のスペーサーを使って一定の隙間をあけながら床材を貼っていったり、木目や色合いのバランスを見ながら位置を決めていったりと、基本に忠実に、丁寧に施工することが求められます。

法隆寺モデルハウスでは、2階の事務所の床とモデルハウス全体の天井を無垢材で造りました。ずっと見上げた姿勢のままで、根気強く美しく無垢の杉の天井を仕上げてくださった職人さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

ぜひモデルハウスで3年の年月を経た床材の風合いや、天然木の天井ならではの柄や節の味わいをご覧ください。お待ちしております。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

※弊社モデルハウスは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間は「完全予約制」とさせていただきます。来店の際は前日までに下記宛てにご連絡いただきますようよろしくお願い申し上げます。
なお、8月12日(水)~16日(日)は夏季休業日とさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご了承賜りますようお願い申し上げます。

■お問い合わせ先/0745-74-3269(開店時間/10:00~17:00、水曜・祝日は休み)

日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄