こんにちは、Persimmon Home（パーシモンホーム）の日都建設です。

｢これから土地を購入して、注文住宅を建てたい！｣という方へ、パーシモンホームの設計士・北野が家づくりの流れやポイントをお伝えします。
前回（https://nitto-con.co.jp/blog/7163）は、現在の家計やご家族構成、今後のライフプランを整理することから始める｢資金計画｣についてお伝えしました。
第2回の今日は、｢土地と建物の予算｣について考えたいと思います。

新築で家を建てたいと思うと、多くの方が｢まずは不動産屋さんで土地探しを｣と考えられると思います。しかし、ご自身の住宅資金の中で土地に配分する予算が決まっていなければ、土地探しはできません。そもそも土地はエリアや方角・広さ・形状などの条件によって価格が大きく変わるため、候補地が見つかったとしても予算的に購入してよいかどうかの判断は難しくなります。
それでは、土地と建物の予算はどのように分ければよいのでしょうか。

予算の配分は、｢家｣→｢土地｣の順番で考えるとうまくいきます。
家族構成やお住まいのご希望を設計士にお伝えいただくと、だいたいどのくらいの建物がそのご家族に必要なのかがわかります。｢30坪あればOK｣であったり、｢二世帯住居なので40坪は必要｣であったり、という感じです。
こうして｢建物のボリューム｣が決まれば、建物の価格の概算が出ます。これをご予算から引けば、土地の予算が算出できるというわけです。
予算が決まれば、おのずと立地や広さなど購入するための土地の条件も絞られていきます。

お客様によっては、｢こんな家を建てたい｣｢こんなコンセプトで設計を頼みたい｣と先に住宅会社を決めてから、土地探しを始めるケースもありますが、土地を買う判断をするときに住宅会社に相談できることは大きなメリットです。その土地にどんな家が建つのかのイメージが立てやすく、土地＋建物のトータルで予算を考えることができるからです。
気になる土地がありましたら、図面などをお持ちいただき、ぜひお気軽に設計士にご相談いただければと思います。

次回の投稿では、｢希望の土地をどうやって探すのか｣についてお伝えします！

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