こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。

前回(https://nitto-con.co.jp/blog/7813 )は、「あったら便利なコンセント位置」をご紹介しましたが、コロナ禍を経て在宅ワークが多くなったり、リビングやキッチンで使いたい家電が増えたりと、必要なコンセントの数は増えています。だからといって設計の際、「とりあえずここにも」とあちこちにコンセントを増やしても大丈夫なのでしょうか。
今日はコンセントを計画するときの基本的な考え方をお伝えします!

家族が集まるLDK、複数の家電を同時並行で使うキッチンで、電気を使いすぎてブレーカーが落ちてしまったことはありませんか。
1箇所のコンセントで、何Wまで使えるか。目安としては、2000Wで1つの回路を使うという計算で、各家電の消費電力の合計がこの容量以上にならないよう注意しなければなりません。そこで電子レンジ(1000~1300W)やオーブントースター(900~1200W)の後ろには専用回路を何カ所か設けることが必要になります。

でも、あまり増やしすぎると回路数が増えて分電盤の容量も増えてしまいます。すると屋外から家の中に電気を運ぶ幹線を大きなものにしなくてはいけなくなり、電気の基本料金も上がってしまいます。

つまり、ご家庭で使える電気の容量が大きく変わるほどコンセントを配線するのではなく、しかしコンセントが足らないのは不便なので、その範ちゅうで検討していくことがコンセント計画の基本的な考え方といえます。
ご新居での新たな生活をイメージしながら、できるだけ過不足のないコンセント計画を設計士と一緒に検討しましょう。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

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