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2020.05.26 家づくりのこだわり

【メンテナンス事例】台風の季節を迎える前に屋根や外壁の点検を|奈良・大阪の新築・リフォーム パーシモンホーム 日都建設

こんにちは、Persimmon Home(パーシモンホーム)の日都建設です。

この4~5月はコロナウイルスの影響でモデルハウスを臨時休館していましたが、弊社で家を建ててくださったOBさんを中心にお住まいのご相談をいただき、施工を進めています。
今日はその中から、大阪市Y様邸の「外まわりの塗装」についてご紹介します。

約20年前に弊社で家を建ててくださったY様。
その後もお住まいのメンテナンスについてご案内をお送りした際にお問い合わせをいただくなど、長くおつきあいさせていただいています

今回は外まわりについて「そろそろメンテナンスが必要でしょうか」とご連絡をいただいたので塗装屋さんと一緒に点検に伺い、メンテナンスをすることになりました。

まず外壁は、サイディングの目地に注入されたコーキングを打ち替えます
コーキング(シーリング)は、サイディング壁の耐久性を保つために欠かせません。
風雨や太陽光にさらされてコーキングの劣化が進むと、色あせやひび割れが起こります。すると外壁の防水性、耐久性が低下して家屋に水がしみ込んでしまうため、コーキングが傷んでいないかどうか、皆さまもぜひ定期的に点検をおこなってください。

また、外壁の表面はもとの色や質感が活きるようにクリア色(透明)で塗装をおこないました。上から色を塗ってしまうと外壁の色や模様が見えなくなってしまうため、サイディングの元の色があせていない場合はこの方法がおすすめです。
高圧洗浄をかけてホコリや黄砂、苔などを落とし、塗装をおこなうと、建てたばかりの頃のように美しくつやのある外壁がよみがえりました。

一方、屋根は高圧洗浄ののち、屋根材の温度上昇を抑制するさび止め塗料を1回、遮熱性能の高い塗料を2回重ね塗りして仕上げました。屋根は退色が見られたため、もとの色と同じブラウン系の色を選んでいます。

この塗料は、太陽光からの近赤外線を効率よく反射して屋根の温度上昇を抑えます。屋根が熱くなりにくいので建物内部へも熱を伝えにくく、室内では約1~3℃の低減効果が期待できます(下記ホームページより)。これからの暑い季節は冷房費の節約にもなりますね。
※参照:エスケー化研「遮熱塗料」https://www.sk-kaken.co.jp/shanetsu/

屋根や外壁のメンテナンスは、「外観の美しさを保つ」ということだけでなく、建物全体の「防水」や「断熱」の性能を維持する上でとても重要です
これからの雨の多い季節に備えるためにも、ぜひ外まわりの点検をおこなってみてください。

ご家族にとって快適で暮らしやすい家を、一緒に考えましょう。

※弊社モデルハウスは、5月25日(月)より営業を再開いたしました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間は「完全予約制」とさせていただきますので、ご来店の際は前日までに下記宛てにご連絡いただきますようよろしくお願い申し上げます。
■お問い合わせ先/0745-74-3269(開店時間/10:00~17:00、水曜・祝日は休み)

日都建設 パーシモンホーム
インテリアコーディネーター/二級建築士/福祉住環境コーディネーター
大北 澄