施工事例

WORKS

「電気は自給自足で」を大容量の太陽光発電で実現。 ママ・パパの「自分スペース」も計画した家/奈良市

 

施主のI様は、親御様の代から30年以上という長きにわたって日都建設とおつきあいいただき、わたし達の家づくりに信頼を寄せてくださっています。
このたびのお引っ越しに伴う新たな家づくりでも、住宅の性能やご家族が暮らしやすい動線について設計士と一緒に熟考しました。

エネルギー面では、「電気は自給自足で」という施主様のご要望に応えて、片流れの大きな屋根面に多くの太陽光パネルを設置し、住宅用太陽光発電として最大のシステム容量を実現。
ZEH(ゼッチ/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)として、BELS(ベルス・建築物省エネルギー性能表示制度)の認証を取得しています。BELSとは、住宅・建物の省エネルギー性能を1~5の星の数で評価・表示する制度で、ZEHの家は最高レベルである5つ星の省エネ性能が認められたものです。
年間の住宅のエネルギー収支0(ゼロ)を実現するZEHは、快適・健康に過ごせて光熱費削減にもつながる資産価値の高い住宅です。

リビングが散らからず、「いつもすっきり」をキープできるようにと、施主様と設計士が検討を重ねたのが玄関まわりの収納です。
玄関を入って右手には普段の履き物を出し入れしやすいシューズクローゼットがあるほか、左手の扉を開けるとウォークスルー(通り抜け)型のシューズクローク、さらにその奥にはウォークインクローゼットを配置。外出時の上着や荷物は各自がここに片づけて、リビングへは手ぶらで。

約20畳の広々としたLDKは、中央にキッチンを配置し、ダイニングテーブルが横並びになるレイアウト。調理中もお子様に目が届き、配膳や片づけがしやすいので、子育て中のファミリーに人気のスタイルです。
また、キッチンに立つママ&パパと対面で着席できるカウンターテーブルも造作しました。
毎日の朝食やお子様たちのおやつタイムにも手軽に配膳できるほか、成長されたら宿題をするスペースにも、と活躍すること間違いなしです。

キッチン奥のパントリーにデスクを取り付けた奥様の書斎を、また2階の主寝室の奥にご主人の書斎と小屋裏を利用した本の収納庫を計画しました。どちらも隠れ家のような配置です。
お忙しい家事や育児の合間、ちょっと時間ができた時にホッとできるスペースになれば幸いです。

2階子ども室の一つの窓からはお子様の大好きな電車が走る様子が見られます。
これはプランの際に、設計士の北野が長さ6mの棒付きのカメラで実際に眺望を確かめて、窓の位置を決めたものです。お引き渡し後、お子様に「電車のお家をありがとう!」と言っていただき、スタッフみんなで大喜びしました!